News

ブリ、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェにWTCRワイルドカード枠で参戦が決定

2019-06-20T23:25:20+02:002019年6月10日|2019, WTCR Race of Germany 2019|

アンティ・ブリが、6月20−22日にドイツの名門コース、ニュルブルクリンクのノルトシュライフェで、WTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)デビュー戦に臨むことになった。トップ10フィニッシュを目指す。

自身も立ち上げに関わった新チーム、ASモータースポーツのアウディ RS 3 LMSをドライブするブリは、フィンランド人としてWTCR / OSCAROのレースに参戦する初めてのドライバーとなる。高い競技レベルを誇るADAC TCR ドイツシリーズを制した元シングルシーターのレーサーが、次のチャレンジに臨むことになった。

「WTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)は、自分にとって、いつでも大きな目標だった」と語る30歳のブリは、フィンランド南西部のトゥルク出身。「2016年からADAC TCR ドイツに参戦している他、24時間シリーズでは国際舞台でTCRマシンでレースをしている。そして世界レベルにステップアップする機会が訪れたことで、ワイルドカードエントリーのチャンスをつかんだ」

FIA WTCR / OSCAROのレギュレーションでは、ワールドカード枠参戦車には20kg追加して走る事を規定している。しかしブリは、25.378kmのニュルブルクリンク・ノルトシュライフェでの自身の知識が、このディスアドバンテージの克服に役立てられると期待している。

「これはルールだし、どのワイルドカード参戦車も同じ条件なので、言い訳はできない」とブリ。「もちろんエクストラウェイトは負担にはなるが、ノルトシュライフェでは24時間レースに2回参戦しているので、このコースに関する自分の知識は充分にあるはず。昨年は、チームメイトとともにニュルブルクリンク24時間のTCRクラス優勝を果たした。アウディ RS 3 LMS でノルトシュライフェではレースをしたことはないが、マシンのことは熟知している。2017年からADAC TCRドイツではこれが自分のマシンだったし、今年は既に3勝をマークしている」

ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェを「スペシャルステージと高速道路の間のような感じ」と表現するブリは、WTCR レース・オブ・ドイツではトップ10フィニッシュを目指している。「#WTCR2019SUPERGRID は世界チャンピオンや他のトップカテゴリーでの優勝経験者がたくさんいるので、レベルの高さは疑いようがない。WTCRはテレビやインターネットで常にチェックしているので、レースがどれほど激戦になっているか、僅差での争いになっているかは分かっている。少しでもペースを落とせば、あっという間に後退する。トップ10に入れれば満足の行く結果だと思うので、個人的にはこれが目標。でも、正直な気持ちとしては、この週末に参加できることが素直にうれしい。1秒も余す事なく楽しむよ」

ブリは先週、オーストリアのレッドブル・リンクで開催されたADAC TCRドイツシリーズ戦のレース2で勝利を飾ったばかりだ。

アウディと縁の深いブリ家
ブリ一族がアウディで参戦するのは自分が初めてではないと、アンティは語る。「自分の家族の中では、アウディでレースをするのが慣習となっている。父のリストは1980年代にアウディ200クワトロでラリーに参戦していたので、次世代の自分がこのブランドを継いでいけるのは素晴らしいこと。自分は、WTCRに参戦する初めてのフィンランド人となる。ツーリングカーの大ファンである自分が、フィンランドの国旗をグリッドで披露することをどれほど光栄に思うか、想像がつくと思う」