News

415日間の治療を乗り越えて、ティアゴ・モンテイロがWTCR OSCARO鈴鹿戦で復帰

2018-10-17T11:01:18+02:00 2018年10月17日|2018, WTCR Race of Japan 2018|

来週(10月26−28日)、日本の鈴鹿で開催されるWTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)で、近年のモータースポーツの歴史の中でも最も復帰が待ち焦がれたドライバーの1人が登場する。

2017年9月6日にサーキット・デ・バルセロナ−カタルニアでテスト中にクラッシュし、頭部と頚部に重傷を負って以来、レースから遠ざかっていたティアゴ・モンテイロが、事故から415日を得て、WTCR JVCKENWOOD レース・オブ・ジャパンで待望の復帰を果たす。モンテイロは、ブーツェン・ジニオン・レーシングの#18 ホンダ・シビック type R TCRをドライブする。

42歳のモンテイロはあの事故以来、体力を取り戻すための困難な戦いに果敢に挑み、復帰は不可能と思われていた状況を見事に覆した。なお、日本では実戦に臨む、最終戦のマカオでは、医療チームからのアドバイスによりアドバイザーとしてのみの参加となる。

「どれだけ回復したのか、どれから話し始めたらいいのか分からないよ」とモンテイロ。「かなり惨めに思われるような時間もあったが、絶対にこの日がやってくるという希望を、決して捨てたりはしなかった。そして、自分が望む場所に戻るために、これまで以上にハードにプッシュしようという意志を持ち続けることができた。1年中、レースに来ては、自分がやっているはずのことをみんながやっているのを見ているのは、気持ちの中では泣きたい思いだった。だから、鈴鹿戦はかなり感極まると思う。何より、自分の復帰戦をホンダのホームコースで迎えるんだ。2012年に、自分が初めてホンダからWTCCに参戦を始めた、特別な場所だ。自分が治療している間、自分を支え続けてきてくれたみなさんへの、最高の形での恩返しになると思う」

モンテイロはさらに「今回は、ターゲットは設定せず、とにかく楽しんで、無理のないペースで自分の走りに徹する。そして、2019年の完全復帰につなげる。マカオを走らないのは、担当医のアドバイスによるもの。自分を回復まで導いてくれたエキスパートのみなさんには、本当に感謝している。家族、友人、ファンのみなさん、みんながこの辛い時間、自分の最高の支えになってくれた」

WTCRプロモーターを務めるユーロスポーツ・イベンツのヘッド、フランソワ・リベイロは「WTCR OSCAROファミリーの全メンバーを代表して、ティアゴのレース復帰をどれほどうれしく思い、歓迎しているかを伝えたい。彼の回復への道のりは長く辛いものだったが、サーキットに戻るのだという決意は、我々全員に刺激を与えてくれるものだ。長く厳しい道のりだったが、ティアゴはこの日がやって来ると信じることを、決して止めなかった。我々も、本当にうれしい」とコメントを寄せた。