WTCRマカオ フリー走行2回目:ハフとプリオールが上位タイム
WTCRレース・オブ・マカオ、2回目のフリー走行では、ロブ・ハフとアンディ・プリオール、英国の2人が上位タイムをマーク。6つのカスタマーレーシングブランドがトップ10に並んだ。
この週末はマカオ10勝目を狙うSLR VW モータースポーツのハフ(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR)は、この30分のセッション中盤で2:29.422秒のベストタイムをマーク。シアン・パフォーマンスLynk & Co 03 TCRのプリオールがこのタイムに最も迫ったが、6.12kmのサーキット・ダ・ギアで0.253秒及ばなかった。
この2人の英国人に続いたのは、レオパルド・レーシングチーム・アウディ・スポーツのジャン‐カール・ベルネイ、シアン・パフォーマンス Lynk & Coのヤン・エアラッシ、2人のフランス人で、それぞれ3番手、4番手だった。
Comtoyou チーム・アウディ・スポーツのフレデリック・ベルビッシュが5番手、テッド・ビョークが次に続いた。BRC ヒュンダイ N ルクオイル・レーシングチームのニッキー・キャッツバーグがヒュンダイ i30 N TCR勢最上位の7番手、KCMG ホンダ・シビック type R TCRのティアゴ・モンテイロが続いた。
1回目のフリー走行でトップタイムをマークしたBRC ヒュンダイ N スクアドラ・コルスのノルベルト・ミケリスは今回9番手、PWR レーシングのマイケル・アスコナ(クプラTCR)は、今回もマカオ初参戦組では最上位の10番手に食い込んだ。
イバン・ミューラー、オーレリアン・パニス、ヨハン・クリストファーソン、ゴードン・シェッデン、トム・コロネルまでがトップ15。#ROADTOMALAYSIA ポイントリーダー、ALL-INKL.COM ミュニッヒ・モータースポーツのエステバン・ゲリエリ(ホンダ・シビック type R TCR)は今回もペースアップに苦しみ、22番手に沈んだ。
1回目のセッション同様、ワイルドカード枠の6人の中での最上位は、Tian Shi Zuver Teamのビリー・ロで、アウディRS 3 LMSで17番手だった。
このセッションは、スタートからわずか5分後で赤旗中断となり、KC モーターグループのジム・カ・ト(ホンダ・シビック type R TCR)が、バリアにヒット。さらにロがスピンしてバリアに引っかけた後にも再び赤旗となった。
WTCRレース・オブ・マカオ、1回目の予選は、金曜日の現地時間8時50分から行われる。