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WTCRマカオ レース3:ゲリエリが優勝、タイトルはタルクィーニが獲得

2018-11-18T04:55:00+01:00 2018年11月18日|2018, WTCR Race of Macau 2018|

WTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)、シーズンの最終レースとなるWTCRレース・オブ・マカオのレース3は、エステバン・ゲリエリが優勝。緊迫のクライマックスの末、ガブリエーレ・タルクィーニが初シーズンのタイトルを獲得した。

ALL-INKL.COMミュニッヒ・モータースポーツのゲリエリは、DHLポールポジションからスタートしたロブ・ハフからレース全般に渡ってのプレッシャーを凌ぎ切った。タルクィーニは14番手と後方からのスタートとなったが、10位フィニッシュを果たして選手権ポイント1を獲得。その前では、タイトルライバルのイバン・ミューラーがポディウムに一歩及ばず4位でのフィニッシュとなったが、逆転タイトルにも届かずタルクィーニが3ポイント差で選手権を制した。

「本当に感慨深いよ。言葉にならない」と喜びを見せたゲリエリは、シーズン2度目のレース勝利を飾った。
「本当にうれしい。マカオで勝って一年を締めくくるのを目指していたし、それを果たせた」

タイトルを懸けての張り詰めた週末を戦い抜いたタルクィーニも、まさに感極まっていた。いつ、タイトルチャンスを失ってもおかしくな厳しい戦い。特に予選でのクラッシュで、スターティングリッドも後方に下がるなどの難局に直面していた。

「予選の後は、本当にプレッシャーを感じていた」と語るタルクィーニは、56歳のベテラン。
「みんなが呼ぶ通り自分は一番年上だが、勝ったのはその私だ!」

ゲリエリはスタートでスタートでハフからリードを奪うと、その座を一度も譲らなかったが、リスボアではさらにドラマが発生しており、ティモ・シェイダーとレース2のウィナー、フレデリック・ベルビッシュがコーナーでオーバーシュート。これで利を得たタルクィーニが順位を上げ、最終ラップではポイント圏内の9位につけた。その前方では、ミューラーがグリッド6番手から順位を1つ上げて5位を走行していた。

先頭集団では、ゲリエリ、ハフ、レース1のウィナー、ジャン‐カール・ベルネイの差が開き始めたが、ラップ3で、オーレリアン・パニスのアウディを回収するためにセーフティカーが入ったことで、再び集団となった。

ラップ6でレースが再開すると、タルクィーニはペースコントロールを始めて10位に陣取り、ミューラーのYMRのチームメイト、テッド・ビョークが動きを見せたことで、チームズタイトルへの道が開けた。

そしてラップ11になると、ベルネイがリスボアでミスを喫し、アウディがバリアに突っ込んだ。これで、BRCレーシング・チームのノルベルト・ミケリスが3位、ミューラーが4位に上がった。このため、タルクィーニは9位に戻ったが、間もなくComtoyouレーシングのナサナエル・バーソンがそれを交わし、タルクィーニはポイント圏内ギリギリの順位に下がった。

続くラップでは、最終コーナーでジョルト・ザボがゼングー・モータースポーツのクプラTCRで大クラッシュを喫すると、そのマシンがコースの真ん中に頓挫したため、このレースとシーズンは、セーフティカーが入った状態で幕切れを迎えることとなった。

ゲリエリ、ハフ、ミケリス、ミューラーの後ろには、ALL-INKL.COMミュニッヒ・モータースポーツのヤン・エアラッシが5位に入り、ペペ・オリオーラ、ケビン・チェッコン、ビョーク、バーソン、タイトルを獲得したタルクィーニの順で並んだ。

このリザルトは、ミューラーにとって大きな慰めを与えることとなった。ドライバーズタイトルは失った者の、YMRが同じくヒュンダイを駆るBRCレーシング・チームをわすか3ポイント上回り、チームズタイトルを獲得した。