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WTCRレース・オブ・ジャパンに宮田と富田がアウディでワイルドカード参戦

2019-09-20T09:00:24+02:002019年9月20日|2019, WTCR Race of Japan 2019|

日本の宮田莉朋と富田竜一郎が、来月、母国で開催されるWTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)で日の丸を背負って登場する。

20歳の宮田と30歳の富田は、10月27−29日に鈴鹿で開催されるWTCR JVCKENWOODレース・オブ・ジャパンに、ワイルドカード枠でエントリーすることが決まった。

2人がドライブするのは、Audi Team HitotsuyamaのアウディRS 3 LMS。スーパーフォーミュラの最終戦と併催するこの「秋の4 & 4レース」には何千人ものファンが押し寄せると見られており、2人の活躍にも注目が集まる。

FIA フォーミュラ4でキャリアを積み始めた宮田は、昨年からF3と SUPER GTに参戦している。富田は2018年からHitotsuyamaのアウディR8 LMSでSUPER GTのGT300クラスに参戦しているほか、鈴鹿10時間耐久レースも戦っている。

2019年に30周年を迎えたHitotsuyama Racingは2011年からアウディで参戦しており、この年にはアウディ R8 LMSで参戦したスーパー耐久でタイトルを獲得。2019年は、アウディ R8 LMSでSUPER GTの参戦を開始している一方、TCRジャパンシリーズには RS 3 LMSで参戦し、ツーリングカーのルーツにも復帰している。

FIA F4 二冠ドライバーが満を持してWTCRに参戦
神奈川県出身の宮田は、WTCR JVCKENWOOD レース・オブ・ジャパンにワイルドカード枠でエントリーすることになったチャンスを「大きな喜びと誇り」と表現する。

現在、全日本F3選手権では、サッシャ・フェネストラズに続くランキング2位につけて、9月28−29日に岡山で開催される最終戦に臨む宮田は「富士で、Audi Team Hitotsuyamaとアウディ RS 3 LMSをテストするチャンスに恵まれた。それまで、前輪駆動のマシンをドライブしたことがなかった。自分はカート、シングルシーター、SUPER GTでキャリアを積んできたが、すぐにTCRカテゴリーが好きになった。あのアウディは、運転しやすくとても楽しいマシンだからね」と語る。

これから挑む戦いに向けて宮田は「もちろん、#WTCR2019SUPERGRID には、何度も世界タイトルを獲っているドライバーを含め、チャンピオンが何人もいるし、みなさんのことを心からリスペクトしている。でも、レーシングドライバーとして、どんなレースに出る時でもターゲットはただ1つ、前に出て、ポールポジションを獲り、勝つことだ。ベストを尽くしたいと思っているし、あれほどたくさんのハイレベルなドライバーを相手にするのは簡単なことではないことも承知している」

富田はWTCR / OSCAROレーサーのベルビッシュからアドバイス
富田竜一郎は先月の鈴鹿10時間で、アウディに乗るWTCR / OSCARO レース優勝経験者のフレデリック・ベルビッシュにアドバイスを求めていた。この耐久イベントで優勝を飾ったベルギーのベルビッシュはComtoyou チーム・アウディ・スポーツでアウディ RS 3 LMSをドライブしており、鈴鹿に参戦するWTCR / OSCAROフル参戦ドライバーの1人だ。

「彼からはWTCRに関して、マシンのことや、週末のタイトなスケジュールでセッションを最大限、効果的に使うにはどうするのかなどについてアドバイスをしてくれた。先日は、富士でAudi Team Hitotsuyamaのアウディ RS 3 LMSをテストするチャンスにも恵まれた」と語る富田は東京出身。

「昨年、もてぎであのマシンでレースをしたが、とても気に入った。それに先日は耐久レースで3位にも入っている。キャリアのもっと前に、小さなクラスでレースをしていた時の他の前輪駆動のマシンと比べると、TCRのマシンは格段にパワフルで楽しい。でも、ライバルにはチャンピオンや世界チャンピオンがたくさんいるので、どれだけ強豪かも分かっている。それでも、自分自身のターゲットとして、トップ10に入れれば上々だと思う。鈴鹿ではかなり頻繁にレースをしているし、2015年のSUPER GTでは、ここでGT300クラスのタイトルを決めている」

ワイルドカード枠として参戦する宮田と富田はWTCR / OSCAROのポイント対象とはならず、シリーズの技術規定により車載バラストを20kg追加しての走行となる。