WTCRレース3速報:ビヨークが2018年2度目の勝利を獲得

2018-06-24T18:53:12+02:002018年6月24日|2018, WTCR Race of Portugal 2018|

WTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)はビラ・レアルでレース3が行われ、テッド・ビヨークが鮮やかなポール・トゥ・ウィンを決め、スリリングな週末を締めくくった。

YMRヒュンダイi30 N TCRを駆るビヨークは、DHLポール・ポジションからスタートし、早い段階でジョーカーラップを消化。セーフティカーによる3回の再スタートにも対応して、WTCRシーズン2度目の勝利を飾った。

土曜日のレース1で発生した多重アクシデントにより激しいダメージを負ったマシンを、夜を徹して修復してくれたメカニックたちに、ビヨークは好パフォーマンスという最高の形で報いた。

「素晴らしいレースだった」と喜びを見せたビヨーク。
「レース2ではマシンの速さを感じていたので、リスクは負いたくなかった。とにかくフィニッシュして、このレースに賭けたかった。気持ちよく攻めることができた。ビラ・レアルのストリートサーキットが大好きだよ。とにかく、攻め切った」

「終盤は温度系で少しトラブルはあったが、対応することができた。それでも、マシンには速さがあった。本当にうれしいよ」

スタートでは、ガブリエル・タルクイーニがBRCのチームメイト、ノルベルト・ミケリスを一気にかわして2番手に上がると、ビヨークはすぐに首位に立ち、一度もその座を譲らなかった。ヒュンダイ勢がポディウム圏内を独占した。

ラップ1の終盤までに、ビヨークは2.8秒のリードを築き、1ラップ後には4.1秒にまで広げた。充分なギャップがあったことから、YMRはラップ3の終盤でジョーカーに入ることを選択。ビヨークは首位を維持したまま合流に成功した。

1回目のセーフティカーが入ったのは、ラップ4。ゼングー・モータースポーツのノルベルト・ナギー(クプラTCR)がバリアにヒットした。この段階でジョーカーを消化していたのはビヨークだけで、レースでの優勢を強めた。

2度目のセーフティカーはラップ9で、ジョーカーに入ろうとしたチーム・ミュルザンヌのファブリツィオ・ジョバナルディ(アルファロメオ・ジュリエッタTCR)のホイールが破損。この時点でジョバナルディは11番手と健闘していた。
この段階でも上位陣でジョーカーに入ったドライバーはなく、アウディ・スポーツ・レオパルド・ルクオイルのゴードン・シェッドンにドライブシャフトのトラブルが発生して、3度目のセーフティカーが入ったところで、ビラ・レアルのレースウィークエンドはクライマックスに突入した。
レースが再開した時点で残り1ラップとなったため、上位陣が最終ラップで一斉にジョーカーラップに入った。タルクイーニとミケリスはともにラインを超えて、ポディウム圏内でフィニッシュ。チーム・オスカロ by カンポス・レーシングのペペ・オリオーラが見事4位に食い込んだ。レース2を制したDGスポーツ・コンペティションのマト・ホモラ(プジョー308TCR)は、ラップ2でヤン・エアラッシをかわし、5位と健闘。
しかし、アウディ・スポーツ・チームComtoyouのフレデリック・ベルビッシュが早めにジョーカーに入ることを選択したため、エアラッシはさらに順位を落とした。ベルビッシュのアウディは、ALL-INKL.COMミュニッヒ・モータースポーツのエアラッシ(ホンダ・シビック type R)を抑え切り、6位フィニッシュを飾った。
ベルギー出身の10代の若手、ベンジャミン・レッセンネスも、ブーツェン・ジニオン・レーシングがジョーカーに入るタイミングで好判断を行い、8位に順位を上げてフィニッシュ。Comtoyouレーシングのオーレリアン・パニスとアウディ・スポーツ・レオパルド・ルクオイルのジャン‐カール・ベルネイが続いた。

WTCRポイントリーダーのイバン・ミューラーは、終盤、ベルネイに仕掛けたが、縁石に乗り上げ11位に終わった。後には、ワイルドカード枠で参戦したベロソ・モータースポーツのエドガー・フロリンド(クプラTCR)が続いた。

レース2でリタイアを喫していたエステバン・ゲリエリはペースを抑えて13位でのフィニッシュ。デニス・デュポン、ワイルドカード枠のホセ・ロドリゲスが続いた。