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WTCR武漢 レース2:コムテを抑え切ったベナーニが初優勝

2018-10-07T14:34:34+02:00 2018年10月7日|2018, WTCR Race of China-Wuhan 2018|

リバースグリッドで行われたWTCRレース・オブ・チャイナ武漢のレース2では、メディ・ベナーニが最終ラップのオーレリアン・コムテからのチャレンジを退けて、ドラマチックなレース勝利を飾り、今季のWTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)、12番目のウィナーとなった。

セバスチャン・ローブ・レーシングのベナーニ(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR)は、DHLポールポジションからリード。しかし、DGスポーツ・コンペティションのオーレリアン・コムテ(プジョー308 TCR)が僅差で迫り、最後までベナーニを追いつめた。

最終ラップ、コムテはシケインで動きを見せ、ベナーニからリードを奪う。しかし、続くヘアピンのタイトなラインでワイドになり、ベナーニにインから抜き去る隙を与えてしまい、優勝を譲った。コムテは、Comtoyouレーシングのナサナエル・バーソンを抑え切って2位でフィニッシュ。バーソンは、アウディRS 3 LMSで、2018シーズン、自身初のポディウムフィニッシュを飾った。

「今週は、始まりから本当にタフだった」と喜びを見せるベナーニ。
「寧波でポディウムフィニッシュを上げたことでマシンはウェイトで重さが増えたので、ラップ12、13辺りからタイヤに苦しむと分かっていたから、110%で走らなくてはならなかった。まさにその通りの展開となった」

「ビア・レアルでのクラッシュ以来、たくさんのことが起きたので、 本当にいい勝利となった。この勝利は、自分がプロフェッショナルドライバーになるために本当に尽力してくれたモロッコ国王に捧げたい」

ベナーニは、最終ラップでのコムテの動きに言及し、これだけ長い時間リードに立っていたので、勝ち切ることができてホッとしたと語った。
「彼の方が、60kgくらい、かなり軽いことは知っていた」とベナーニ。
「最後の3ラップでかなり詰め寄ってきたが、彼が自分をオーバーテイクした時、あのラインではヘアピンでは止まり切れないだろうと分かった。とてもハッピーだよ」

スタートではベナーニは、ブーツェン・ジニオン・レーシングのマ・チンホアを抑え切ってリードを守った。ベナーニの後ろからスタートしたそのチンホアは、最初のコーナーでワイドに膨らみ、順位を落とした。コムテがリーダーにチャレンジするために一瞬ラインを外す一方、チームOSCARO by カンポス・レーシングのペペ・オリオーラ(クプラTCR)は、このコンビを追った。

さらに後方ではラップ4でドラマがあり、オリオーラのチームメイト、ジョン・フィリッピが積極的にYMRヒュンダイi30 N TCRに仕掛け、テッド・ビョークの左リアコーナーをヒット。ビョークはこのダメージによりピットに戻りリタイアを喫した。

先方では、バーソンがWTCR OSCARO初ポディウムを目指し、全18ラップのラップ14のシケインで果敢にオリオーラに仕掛けた。その後、ベナーニ、コムテにも迫り、このドラマチックな最後の数コーナーでさらにポジションを上げた。

オリオーラは4位でフィニッシュ、レース1のウィナー、ジャン‐カール・ベルネイと、Comtoyouアウディのフレデリック・ベルビッシュ、オーレリアン・パニスが後に続いた。アウディ・スポーツ・レオパルド・ルクオイルのベルネイのチームメイト、ゴードン・シェッデンは運に恵まれず、レース3はDHLポールポジションからスタートするシェッデンは、10番手からスタートした後に最初のラップで接触、パンクを喫した。

マ・チンホアは、ラップ16の最初のコーナーで絶妙なパスを見せ、8位に順位を上げてのフィニッシュ。イバン・ミューラーは10位でフィニッシュし、YMRヒュンダイに貴重なポイントをもたらした。

セバスチャン・ローブ・レーシングのロブ・ハフは、ポイント圏外の11位でのフィニッシュ。ラップ12でマから接触を受け、不満足な結果となった。ハフの後には、チーム・ミュルザンヌのケビン・チェッコン(アルファロメオ・ジュリエッタTCR)が続いた。

WTCRレース・オブ・チャイナ武漢のレース3は、17時5分(現地時間)にスタートする。

WTCRレース・オブ・チャイナ武漢のレース2は15時45分、レース3は17時5分のスタートを予定している。