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WTCR鈴鹿 レース3: 激戦の鈴鹿でタルクィーニが勝利

2018-10-28T05:10:27+01:00 2018年10月28日|2018, WTCR Race of Japan 2018|

WTCR JVCKENWOOD レース・オブ・ジャパン、鈴鹿サーキットで行われたレース3は、エキサイティングな展開の末にガブリエーレ・タルクィーニが優勝。WTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)での選手権リードを広げた。

BRCレーシング・チームのヒュンダイi30 N TCRを駆るタルクィーニはスタートでリードを握ったが、同じイタリア出身のケビン・チェッコンにパスを許した。しかし、チーム・ミュルザンヌのアルファロメオ・ジュリエッタTCRには、DHLポールポジションでスタートした際グリッドの位置が適正でなかったとして、5秒のペナルティが科された。これにより、タルクィーニは勝利を確信しながらアルファの後ろでチェッカーを受けた。

「ケビンは素晴らしいレースをしたので、残念だ」とタルクィーニ。
「彼のペナルティは無線で聞かされていたので、彼にパスを許した。5秒以内にとどまっていれば、レースを勝てると分かっていた」

タルクィーニは、DHLポールのチェッコンと並んで先頭列から見事なスタートを切り、ターン1に飛び込んでリードを握った。対照的にアルファはアウト側に弾き出され、チェッコンは2列目からスタートしたヤン・エアラッシとオーレリアン・コムテにパスされた。

しかし、レース1でも勝利を飾っているチェッコンにはスピードがあり、厳しい滑り出しを挽回。最初のラップ終盤でコムテをパスすると、ラップ2ではすぐにエアラッシをかわした。

ペナルティが与えられたニュースが入ったのは、ラップ5。タルクィーニは、チェッコンがペナルティを受けたと同時にその速さも把握していたことから、ラップ7でリードを譲り、WTCR OSCAROのタイトルを獲得するためには重要な位置での圏内に留まり続けた。

チェッコンは、コムテに続いての3位という結果となった。ALL-INKL.COM ミュニッヒ・モータースポーツのエアラッシ(ホンダ・シビック type R TCR)は、ポディウムが確実視されていたが、右フロントにトラブルが発生し、ラップ7でリタイアとなった。

セバスチャン・ローブ・レーシングのメディ・ベナーニ(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR)は最終ラップのスプーンコーナーでComtoyou レーシングのオーレリアン・パニスをかわし、4位に食い込んだが、この2台の後方は大混戦となり大いに注目を集めた。

ALL-INKL.COM ミュニッヒ・モータースポーツのエステバン・ゲリエリが先頭に立つ車列が展開したホイール・トゥ・ホイールの戦いは、鈴鹿の情熱的なファンを大いに盛り上げた。ラップ3、ゲリエリは力ずくでイバン・ミューラーのヒュンダイをパスすると、ペペ・オリオーラが駆るチームOSCARO by カンポス・レーシングのクプラTCRもパス。この3台に、レース2のウィナーであるロブ・ハフ、BRCのノルベルト・ミケリス、Comtoyouのフレデリック・ベルビッシュが加わり、バトルは不可避の状態となった。

オリオーラは最終的に、複数回に渡りシケインをカットしたことでドライブスルーペナルティが与えられ、ゲリエリはラップ9の高速130Rであわやという場面を喫して脱落。その後、ミューラーもミケリスと接触した後にシケインで押し出された。ミューラーは順位を落とし、この結果、タイトル争いではタルクィーニにさらに大きなアドバンテージを与えることとなった。

このドラマの末に、ハフは6位でフィニッシュ。ベルビッシュ、グリッド13番手から8位にまで順位を上げたYMRのヒュンダイを駆るテッド・ビョークが続いた。ミケリスはミューラーとのアクシデント後に追い上げて9位でフィニッシュ。ジャン‐カール・ベルネイが続いた。

実戦復帰を果たしたティアゴ・モンテイロは、ポイント圏内にあと1歩の11位でフィニッシュ。チームOSCARO by カンポス・レーシングのジョン・フィリッピ、ALL-INKL.COM ミュニッヒ・モータースポーツのティモ・シェイダーが続いた。