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WTCR レース1:ベルビッシュがグリッド9番手から優勝

2019-05-12T11:19:32+02:002019年5月12日|2019, WTCR Race of Slovakia 2019|

WTCRレース・オブ・スロバキアのレース1はドラマの連続となる中、グリッド9番手からスタートしたフレデリック・ベルビッシュが追い上げて、今シーズンのWTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)初優勝をマークした。

Comtoyou チーム・アウディ・スポーツのベルビッシュは、絶好のスタートを決めると第1ラップで一気に2位に浮上。そして、チーム・ミュルザンヌのマ・チンホアをパスして首位に躍り出ると、アウディ RS 3 LMSにとって2019シーズン初となる勝利を飾った。

「素晴らしいレース、素晴らしいリザルトだ」と、キャリア2度目のWTCR / OSCARO優勝を決めたベルビッシュはコメント。「ターン3では後ろからヒットされたが、コースアウトはしなかった。たぶん、他よりも少し多くリスクを負っていたと思う。その後は自分のペースを維持した。自分たちのこの好ペースには、自分でもビックリだよ」

スタートのライトが点灯すると、マが2列目から好スタートを決め、DHLポールポジションからスタートしたニッキー・キャッツバーグと、マと同じくヒュンダイを駆るノルベルト・ミケリスの間を抜けたアルファロメオ・ジュリエッタTCRが首位に立った。ベルビッシュも開幕ラップで見事に順位を8つ上げた。

その後方では、#ROADTOMALAYSIA のポイントリーダー、ネストール・ジロラミがトラブルに見舞われ、ベルビッシュのチームメイト、ニールス・ラングフェルドとグラベルトラップにコースオフ。ケビン・チェッコンも絡んだが、コースアウトは免れた。

このアクシデントでセーフティカーが入ったが、ラップ4でレースが再開するとマは防衛に回らざるを得なかった。ベルビッシュはラップ5で首位を狙って見事な攻めを見せ、成功させた。「ストレートではマの方が速かったが、コーナーでは自分の方が上だった」と勝者となったベルビッシュ。「自分が彼にチャレンジした時、彼はとてもフェアだった」

ベルビッシュが差を広げていく中、今度はマがミケリスの標的となり、果敢にパスを仕掛けられる。しかし、中国のマは順位を守り切ってチーム・ミュルザンヌにポディウムを献上。ミケリスも3位に入って、喜びを分かち合った。

レオパルド・レーシング・チーム・アウディ・スポーツのジャン‐カール・ベルネイは、グリッド7番手から順位を上げて4位フィニッシュを果たしたが、その後方でもレースは活発に動いた。

BRC ヒュンダイ N ルクオイル・レーシングチームのアウグスト・ファルフスも同じく、グリッド19番手から猛追しての5位でフィニッシュ。その後ろには BRC ヒュンダイのエース、ガブリエーレ・タルクィーニが続き、2018年のWTCR / OSCARO 選手権覇者は6位に食い込んだ。

ファルフスのチームメイト、キャッツバーグはDHLポールから後退して7位でフィニッシュ。キャッツバーグのヒュンダイは、レース序盤で左フロントに激しいダメージを負った。その後には、トム・コロネルが8位、PWRレーシングのマイケル・アスコナと、ワイルドカードでエントリーしたルカ・エングスルターはトップ10圏内でフィニッシュした。

その他、ポイント圏内には、グリッド17番手から追い上げたシアン・レーシングLynk & Co 03 TCRのイバン・ミューラー、ゴードン・シェッデン、ロブ・ハフ(24番手から挽回)、SLR フォルクスワーゲンのベンジャミン・レッセンネス、ALL-INKL.COM ミュニッヒ・モータースポーツのエステバン・ゲリエリが入った。

4番手からスタートした後、序盤は5位を走行していたPWR レーシングのダニエル・ハグロフはトラブルに見舞われ、19位まで順位を落としてチェッカーを受けた。

レース・オブ・スロバキアのレース2は現地時間15時15分から、レース3はその後、16時45分から行われる。