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WTCR レース1:ミケリスが優勝、ポイント争いでもリードを拡大

2019-12-15T08:48:59+01:002019年12月15日|2019, WTCR Race of Malaysia 2019|

WTCRレース・オブ・マレーシアはセパンでレース1が行われ、複雑な天候の中でも落ち着きを維持したノルベルト・ミケリスが勝利。2019年のWTCR − FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCAROタイトル獲得に向けて、大きく前進した。

BRC ヒュンダイ N スクアドラ・コルスのミケリスは、DHL ポールポジションからスタート。天候により張り詰めた予想のつかないオープニングレースを完勝で飾った。グリッド2番手からスタートしたComtoyou DHL チーム・クプラ・レーシングのオーレリアン・パニスが続き、WTCR / OSCAROでの初めてのポディウムフィニッシュを果たした。

ミケリスとタイトルを争うエステバン・ゲリエリは、グリッド9番手から追い上げて4位でフィニッシュ。イバン・ミューラーは16番手から集団を抜き去り6位まで挽回した。この結果、ミケリスはゲリエリに27ポイント差をつけ、ミューラーにはさらに8ポイント差をつけている。

「ここまで(予選以降)以上に大きな前進」とミケリスは喜びを見せる。
「全く楽ではなかった。コンディションは、理想とはほど遠かった。プレッシャーもあったが、自分のパフォーマンスにもマシンにも本当にハッピーだ。オーレリアン・パニスがいいペースを見せていたので、自分も余裕を持つことはできず、ミスをした時に備えて序盤にギャップを築いた。でも、完璧なレースができたよ」

レースはセーフティカーが先導してスタートとなり、天候が変わりやすい中、チーム陣はタイヤチョイスで賭けを強いられた。ミケリスも含め多数がフロントにドライスリック、リアにはウェット用のトレッドが入ったタイヤを選んだ。セーフティカーが1ラップ先導した後、レースがスタートすると、ミケリスとパニスが絶好の滑り出しを決め、集団から抜け出した。

ミケリスのチームメイトで現王者のガブリエーレ・タルクィーニは、グリッド7番手から3位でフィニッシュ。BRC ヒュンダイ N スクアドラ・コルスの、チームズタイトルの臨みをつないだ。ALL-INKL.COMミュニッヒ・モータースポーツのゲリエリは、その後ろでのフィニッシュとなった。

ワイルドカード枠でKCモーターグループ(ホンダ)から参戦しているベテランのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラは貫録の走りを見せ、同じくシビック type R TCRを駆るゲリエリを援護。グリッド13番手から5位でフィニッシュし、ミューラーのシアン・レーシングLynk & Coを抑え切った。ミューラーはタイトルチャンスを広げることを狙っていたが、オリベイラをパスしてゲリエリにチャレンジすることはできなかった。

PWR レーシングのダニエル・ハグロフは7位でフィニッシュ、SLR フォルクスワーゲンのヨハン・クリストファーソンと、グリッド5番降格のペナルティを克服してポイント圏内でフィニッシュ。BRC ヒュンダイ N ルクオイル・レーシングチームのニッキー・キャッツバーグが続いた。

レオパルド・レーシング・チーム・アウディ・スポーツのジャン‐カール・ベルネイまでが、トップ10に食い込んだ。その他にポイントを獲得したのは、11位のアンディ・プリオール、メディ・ベナーニ、アッティラ・タッシ、ヤン・エアラッシ、ゴードン・シェッデン。

Lynk & Coのテッド・ビョークは、レース中盤にスリックのドライタイヤにスイッチする賭けに出たが、27位でのフィニッシュ。セパンでの2レースを残して、ビョークはこれでタイトルの可能性を失った。

WTCR レース・オブ・マレーシアのレース2は、現地時間18時15分から行われる。