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WTCR レース2:PWRのアスコナが初優勝

2019-07-07T17:00:54+02:002019年7月7日|2019, WTCR Race of Portugal 2019|

WTCR レース・オブ・ポルトガル、ビラ・リアルでリバースグリッドで行われたレース2では、ジョーカーラップで巧みな戦略を見せたマイケル・アスコナが、自身初となるWTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)での優勝を飾った。

PWR レーシングのクプラ TCRを駆るスペインのアスコナは3番手からスタートしたが、4.785kmのサーキット・インターナショナル・デ・ビラ・リアルで採用された独自のシステム、ジョーカーラップを活用してエステバン・ゲリエリ、DHLポールポジションからスタートしたマ・チンホアをパスした。この勝利は、PWRにとってもWTCR OSCAROでの初勝利、クプラにとっての今シーズン初優勝となった。

「この週末の初めの段階では、ここでのレースは自分たちにとってとても難しいものだった。このコースを我々が走るのは初めてだったからね」と語るアスコナは、今シーズン10人目のレースウィナーとなった。「でも、週末を通してマシンが改善され、今日午前の予選ではいいラップが出せるようになってきて、自信も高まってきた。ここで勝てたなんて、信じられないよ。自分の家族や仲間がここに来ているし、ジョーカーで2台をオーバーテイクできたのはアメージング。クレイジーだ」

このリザルトにより、アスコナは #ROADTOMALAYSIAのスタンディングスでも5位に浮上した。「選手権を制覇するチャンスも出てきた」とアスコナ。「選手権はとても長いから、シーズンを終えてどんな位置につけているか楽しみだ」

チーム・ミュルザンヌのマは、レース1ではクラッチのトラブルに見舞われていたが、今回はアルファロメオ・ジュリエッタTCRでクリーンにスタートを決め、同じくフロントローからスタートしたWTCR OSCAROのポイントリーダー、ゲリエリを抑えてリード。アスコナはニッキ・キャッツバーグ、ジャン‐カール・ベルネイ、ロブ・ハフ、イバン・ミューラーの前で走行していた。

しかし、ジョーカーラップで、レースの上位に動きが出た。まずゲリエリが、ラップ3の終わりにジョーカーに入ると、ベルネイ、ミューラー、ヤン・エアラッシ、ティアゴ・モンテイロがそれに続いた。アスコナは自分のジョーカーをラップ4の終わりに選択し、ゲリエリをパス。これでゲリエリは、キャッツバーグの後ろについた。

マはラップ6まで待ったが、この戦略がアスコナにとって好機となり、既にアルファに迫っていたアスコナはリードを奪うと、フラッグまでポジションを守り切った。マは2位でフィニッシュ、ゲリエリが後に続き、ポイント争いでのリードを広げた。

ベルネイはジョーカーでキャッツバーグから順位を奪って4位でフィニッシュ。キャッツバーグは、ジョーカーの走行を終盤まで待っていた。ミューラーは6位で、ハフがジョーカーに入ったタイミングで前に出ていた。エアラッシ、ネストール・ジロラミ、地元のヒーロー、ティアゴ・モンテイロが続いた。

レース3はDHL ポールポジションからのスタートが決まっているアッティラ・タッシは11位、フレデリック・ベルビッシュ、テッド・ビョーク、ヨハン・クリストファーソン、アンディ・プリオールが15位までに食い込んだ。

レース1のウィナーでタイトルを目指すノルベルト・ミケリスは、ケビン・チェッコンのアルファロメオとの接触でダメージを負い、フィニッシュを逃した。

WTCR レース・オブ・ポルトガルのレース3は、現地時間17時にスタートが予定されている。