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WTCR レース3:ビョークがザントフォールトで2勝目

2019-05-19T17:09:21+02:002019年5月19日|2019, WTCR Race of Netherlands 2019|

テッド・ビョークが、WTCRレース・オブ・オランダでこの週末2度目の勝利を獲得。シアン・レーシング Lynk & Coからはチームオーダーが出ていた。

スウェーデンのビョークは、スタートでチームメイトでDHLポールポジションについたヤン・エアラッシをリードを奪うが、その後、チームからはそのリードをあきらめるようにオーダーが出た。そしてエアラッシがリードに立つが、チームが方針を変え、ビョークに前に戻るようオーダーを出した。

ビョークは、スタートから好スタートを見せたが、エアラッシがそれをブロックに動いたことで、リードに向けて加速していたチームメイトと接触。しかし、ラップ3に入ろうとした際、無線から「メインストレートで順位を入れ替えろ」とオーダーが入り、ビョークは従わざるを得なかった。

しかし、ラップ6になるとチームはスタート時の一件で方針を変え、エアラッシにビョークの後ろに下がるようオーダー。フランスの若手エアラッシは明らかに動揺して感情的な反応を見せ「自分のエンジンが一番弱い」と吐露した。エアラッシは最終的にシーズン初勝利をあきらめることになり、ラップ11でビョークの後ろに下がり、そのビョークが今季3勝目をマークすることとなった。

「自分のスタートは完璧だった」とビョーク。「ヤンも自分のスタートが完璧だったと思っていて、最初のコーナーに一番で入りたいと思っていた。でも、そこには自分がいて、最初に入ったのは自分だった。理解はできる。みんな一番になりたいんだ」

この2人の後ろでは、アウグスト・ファルフスがWTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)での初ポディウムフィニッシュ目前だったが、最終ラップで同じくBRC ヒュンダイを駆るタイトルコンテンダーのノルベルト・ミケリスがファルフスをかわした。

レース中、無線を通してシアンのチームオーダーにも関わっていたイバン・ミューラーは、スタートした5番手から同じポジションでフィニッシュ。ミューラーは、このイベント向けに発行されたバランス・オブ・パフォーマンスチャートの、最大ターボ圧と最大エンジン速度の数値に合致していなかったことから、DHLポールポジションを失っていた。

PWR レーシングのマイケル・アスコナは6位に入り、#ROADTOMALAYSIAのポイントを加算して大活躍の週末を締めくくった。レース2でポディウムに上がったSLR フォルクスワーゲンのヨハン・クリストファーソンが続いた。レース2のウィナー、ALL-INKL.COM ミュニッヒ・モータースポーツのエステバン・ゲリエリは8位、BRCのガブリエーレ・タルクィーニとSLRのロブ・ハフがトップ10に入った。

その他、ポイント圏内では地元のヒーロー、ニッキー・キャッツバーグが11位、Comtoyou DHL チーム・クプラ・レーシングのオーレリアン・パニス、メディ・ベナーニ、アンディ・プリオールが食い込んだ。一方、フィニッシュを逃したドライバーの中には、レース2で2位に入ったベンジャミン・レッセンネスがラップ11でフォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRが13位走行中に脱落。ジャン‐カール・ベルネイが最終ラップでレースを止めている。