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WTCR レース3:モンテイロが感動の母国優勝

2019-07-07T18:38:30+02:002019年7月7日|2019, WTCR Race of Portugal 2019|

WTCR レース・オブ・ポルトガル、レース3では、ティアゴ・モンテイロがイバン・ミューラーからのチャレンジを退け、ビラ・リアルで夢の母国優勝を飾った。

2017年にテスト中のアクシデントで負った重傷から今年フル参戦に復帰したKCMGのモンテイロは、今季のWTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)、11人目のウィナーになることが決まった後、涙を浮かべながらウィニングラップを走行した。

「このために、どれだけ我々が取り組んできたことか」とモンテイロ。「2年前のアクシデント、あれから復帰するために想像もつかないほど必死にがんばってきた。ずっとこの時を夢見ていた。でも、実際にそれができた…信じられない」

「初優勝できたかもしれないアッティラのことは悲しいが、入院していた時のように、誰かしらが僕らのことを見守っていてくれた。最後の2ラップは集中できなかった。自分のキャリアの中でも、おそらく一番ハードだったと思う」

KCMGのチームメイト、アッティラ・タッシは、 DHL ポールポジションからスタートした後、レースをリードしていた。モンテイロはその後ろにつけていたが、2台のホンダの背後では、ミューラーが甥であるヤン・エアラッシをラップ1でパスし、Lynk & Co勢の最上位に立っていた。

タッシはラップ4でスローダウンをし始めて首位から陥落。まだ10代のタッシは、最終的にリタイアを喫した。ミューラーはジョーカーラップを使ってタッシをパスしたところだったが、モンテイロは1ラップ後にジョーカーに。そのホンダは、ミューラーのLynk & Coよりもわずかに前でコースに戻った。そこからは、モンテイロがギャップを広げ、大喜びのポルトガルの大観衆の前で夢のような優勝を決めた。

ミューラーが首位から引き離されると、エアラッシが接近。この2台は、レース2のウィナー、マイケル・アスコナのPWRレーシング・クプラTCRからプレッシャーを受ける。ミューラーは追い詰められるかと思われたが順位を守り切り、Lynk & Co が2−3フィニッシュ。アスコナは4位に入り、既に飾っている優勝と合わせてビラ・リアルでの初めての週末を上々の内容で終えた。

ジャン‐カール・ベルネイは、レース全般で展開したロブ・ハフとの5位争いを制した。

ALL-INKL.COM ミュニッヒ・モータースポーツのネストール・ジロラミは、7位でフィニッシュを果たしたが、チームメイトのエステバン・ゲリエリは運に見放された。WTCR OSCARO のポイントリーダーは、開幕ラップでBRC ヒュンダイのニッキー・キャッツバーグと衝突してリタイアを余儀なくされ、ポイント争いでもアドバンテージを減らすこととなった。

テッド・ビョークはLynk & Co の活躍に華を添えての8位フィニッシュ。後ろに続いたマ・チンホアは、レース1のウィナーでタイトル争いではゲリエリの後を追うノルベルト・ミケリスを抑え切った。

その他、11位のヨハン・クリストファーソン以降、オーレリアン・パニス、日曜日午前の予選での大クラッシュからチーム・ミュルザンヌによるマシン修復を受けてレーススタートに持ち込んだケビン・チェッコン、メディ・ベナーニ、ガブリエーレ・タルクィーニまでがポイント圏内に食い込んだ。

Comtoyou チーム・アウディ・スポーツのフレデリック・ベルビッシュは不運に襲われ、残り2ラップというところでサスペンション破損によりリタイアを喫した。