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WTCR 予選2回目:ベルビッシュが初のDHLポール獲得

2019-04-07T14:34:57+02:002019年4月7日|2019, WTCR Race of Morocco 2019|

WTCRアフリクイア レース・オブ・モロッコは日曜日、マラケッシュで2回目の予選が行われ、スリリングなQ3シュートアウトの末に、フレデリック・ベルビッシュが、2019年WTCR(FIA世界ツーリングカー・カップ presented by OSCARO)で自身初となるDHLポールポジションを獲得した。

Comtoyouチーム・アウディ・スポーツのベルビッシュ(アウディRS 3 LMS)は、Q1ではパンクを喫したものの、Q2ではトップタイムをマーク。そして、イバン・ミューラー、テッド・ビヨーク、シアン・レーシングLynk & Coの2人を抑えて、この後に行われるレース3でポールポジションを獲得した。しかし、ミューラーとビヨークも、新マシン、Lynk & Co 03 TCRにとってデビュー戦となるこの週末で2番手、3番手につけたことに喜びを見せている。

「本当にうれしい」と語るベルビッシュは、2018年にはレース勝利も飾っているが、WTCR / OSCAROでDHLポールポジションを獲得したことはこれまでなかった。
「昨日はパンク、そしてイバン・ミューラー車から漏れ落ちたオイルにつかまった。信じられないよ。アウディと自分のチームに感謝しなくては」

3回のセッションは、今シーズンのWTCR / OSCAROの激戦ぶりを如実に表す展開となった。30分間で行われたQ1セッションではビヨークが先行したが、その後、PWRレーシング・クプラTCRのニューカマー、ミケル・アスコナが見事なプッシュを見せてトップに立った。さらに、トップ24がわずか0.8秒差にひしめき合う接戦となった。

このような僅差のため、Q2に進むトップ12に漏れた中には、必然的に意外な名前も含まれることになった。わずかに届かなかったのは、13番手に留まったチーム・ミュルザンヌのマ・チンホア(アルファロメオ・ジュリエッタTCR)。そのほか、14番手にアウグスト・ファルフス、15番手にノルベルト・ミケリスも含まれている。17番手のアンディ・プリオールはミラーをウォールで破壊したことで、フルコースイエローの起因となるなど、厳しいセッションになった。

一方、トップ12に滑り込んだのは、現WTCR / OSCAROチャンピオンのガブリエーレ・タルクィーニ。そのすぐ前には、この週末2回目のパンクを喫したベルビッシュ、トラブル続きの土曜日から運気を一転させたレオパルド・レーシング・チーム・アウディ・スポーツのゴードン・シェッデン(10番手)がいる。

15分間のQ2で進出できるのは、12人のうち5人。そして、ベルビッシュは1:24.590と、引き続き健闘を見せるPWRのアスコナをわずか0.2秒先行してのベストタイムをマークし、Q3へトップ通過を果たした。その他、ティアゴ・モンテイロ、Lynk & Coのテッド・ビヨークとイバン・ミューラー、ヤン・エアラッシが進んだ。レース1の勝者であるエステバン・ゲリエリ、ジャン‐カール・ベルネイは、一歩及ばなかった。

このセッションで大きな収穫を得たのは、BRCヒュンダイ N ルクオイル・レーシングチームのニッキー・キャッツバーグ(ヒュンダイi30 N TCR)。10番手につけたことで、リバースグリッドで行われるレース2のDHLポールポジションを獲得した。フロントローの隣には、このセッション9番手のタルクィーニが並ぶ。

レース1でポディウムに上がったネストール・ジロラミは11番手に留まり、シェッデンが12番手で続いた。

今年はQ3のシステムが大きく変わり、このシュートアウトにトップ通過した者は、昨年までのように最後に走行するのではなく、スタート順を選ぶ優先権が与えられる。ベルビッシュは、5人中、2番目の走行を選び、ニューカマーのアスコナが最初の走行を選んだ。そのアスコナは、1:25.639と手堅いタイムをマークした。

Q2でペースを見せていたベルビッシュが次に登場すると、素晴らしい激走を披露、アスコナのラップを0.918秒と大きく更新するタイムを叩き出した。

次に走行したのはフランスのレジェンド、ミューラーで、ベルビッシュとアスコナに割って入り、ベルビッシュに0.370秒遅れのタイムとなった。そして、レース1を2位でフィニッシュしているビヨークは、暫定DHLポールのベルビッシュを上回ることができたのか。しかし、ビヨークは、ベルビッシュよりも0.5秒、ミューラーよりも0.1秒遅いタイムに留まった。

最後に走行したのは、ポルトガルの英雄モンテイロで、DHLポールポジション獲得のために、全力でのプッシュを見せた。しかし、5人中4番手のタイムとなった。

この結果、#WTCR2019SUPERGRIDのスタート順は、ベルビッシュ、ミューラー、ビヨーク、モンテイロ、アスコナで確定した。

ベルビッシュは、この後行われるレース3で好ポイントをマークすることが最優先だと語った。
「昨年の自分たちのミスは、シーズン序盤でポイントを獲得していなかったことだと思う」とベルビッシュ。
「もちろん勝利も狙っていくが、レースをフィニッシュしてポイントを獲得することが重要だ」

WTCRアフリクイア レース・オブ・モロッコのレース2は、現地時間16時45分、レース3はその後18時15分にスタートする。